普通 2-3 【状況調査】
【Part 1】
カリナ「指揮官様、新しい任務です!」
カリナ「……すみません。前の任務とはあまり関係ないです」
カリナ「で……でも平和な日々っていいじゃないですか!給料も出ますし!」
カリナ「情報によると、スケアクローの消滅後も鉄血の人形部隊が退却してないようです」
カリナ「アレらはいくつかの遊撃隊を組織して、今もグリフォンの管轄区域で活動しています」
カリナ「ですが、まだ何が目的なのかは把握できてません。今のところ、味方を攻撃してきたりはしませんでした」
カリナ「でもやはり見逃すわけにはいきませんね。指揮官様、アレらを境界の外まで追い払いましょう!」
【Part 2】
同時刻、戦場の人形小隊…
MG3「掃除完了。ここが最後か?」
MP5「もう一度探してみてはどうでしょうか?慎重が一番ですよ」
MG3「問題ないさ。もう何度も見回したんだ。通り過ぎてる鉄血がいれば話は別だけど」
MP5「あの……ちょっと待ってください!」
MP5「高強度の鉄血のシグナルです。この辺ですよ!」
MG3「何だと!?どこだ、早く座標を教えてくれ!」
エクスキューショナー「どこを見ている。オレはココだ」
エクスキューショナー「おはよう、グリフォンの連中」
MG3「何をする気だ!私達がそう簡単にやられるもんか!」
MP5「MG3、今は撃たないで!」
エクスキューショナー「たかが人形2体?オレの手を汚す必要もない。安心しろ」
エクスキューショナー「人形を一人探している。黒髪でどくろ柄のスカーフの…」
エクスキューショナー「M4A1カービンを持っているアホみたいな顔のやつだ。見たことあるのか?」
MP5「M4A1……?そういう人形は見てませんが……」
エクスキューショナー「……」
エクスキューショナー「ふん、やつはお前らのためにずっと逃げ続けてるようだな」
エクスキューショナー「やっぱりオレの力が恐ろしいからだろうな」
エクスキューショナー「ではどこまで逃げられるか見てみようか、M4!はははは!」
MP5「も、もうあんなところまで行ってしまいましたね…」
MG3「アイツ……何しに来たんだろう……」
MP5「ふう……(ため息)」
MP5「とにかく今は安全ですから、帰って報告しなくちゃ」