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2017. 11. 11. 23:48

【CUBE作戦】 E-3 OPERATION CUBE2017. 11. 11. 23:48

CUBE作戦 E-3 【階段交替】 




【Part 1】





少し遅い時間、S06区の安全区域……





UMP9「45お姉ちゃんまだ来てないの?」



HK416「もうちょっと待とうね。45が何のつもりかは知らないけど」



G11「むにゃぁ……綿……菓子……姫……」



UMP9「G11は寝言まで言ってるし。もし45お姉ちゃんが戻らなかったら……」



UMP45「おまたせ」



UMP45「ただいま。ついでにグリフォンの仲間もつれてきました」



SPP1「こ……こんばんは。SPP1です……」



HK416「……」



SPP1「…………(ひっく)」



HK416「いつから私達の任務に迷子の対応が含まれてたのかしら、45?」



UMP45「彼女が必要になった時から。ね?SPP1」



SPP1「う、わたしは……S06区に駐屯していた偵察兵です……」



UMP9「ははっ、じゃあこの前のステルス輸送機も鉄血ボスの情報も、全部あなたの援助だったの?」



SPP1「はい……もともとはエリート人形がわたしを守ってくれていましたが、彼女は……」



HK416「彼女は、自らを犠牲に。か失踪した……ヒューマンドキュメンタリーに出るような事由ね」



HK416「じゃああんたの価値は?45は何故あんたをつれてきた?」



G11「あんまり怖がらせるなよ、416。私たちと話しようとしてるじゃん」



HK416「(ため息)これも彼女のためなのよ。前に45がしたことを思うとそんなこと言えな……」



UMP45「そこまで。SPP1はとても大事な情報を持ってるから。でしょ?」



SPP1「あ……はい。少し前にヘリアンさんから連絡がありました。ジャマーの座標が必要なのですね?」



HK416「もしかして……もう知ってたの?」



UMP9「わあ!こんなにツいてるのも久しぶりだね。わたしたちって一生報われない呪いでもかかってるのかなと思ってたよ」



G11「幸運の女神様、私とハグしてください」



SPP1「いえいえ、運が良かったのはむしろわたしの方ですよ」



SPP1「わたしを守ってくれていた人形とはぐれてから、ずっと逃げてばかりでした」



SPP1「もし皆さんがハンターを倒してくださらなかったら、わたしの隠れ場所はすでに鉄血にバレていたかもしれません」



SPP1「すぐ座標をお教えいたします。ジャマーを守っているボスには気をつけてください」



UMP9「……エクスキューショナー?これはまたAR小隊とやったことのある鉄血ね」



HK416「M4A1と……交戦したことのある人形か……」



G11「きっと改造されてるはずよ。弾薬をたくさん用意しないと……」



UMP45「準備ができたら出発しようね。任務を果たしてジャマーの奪取よ」











【Part 2】





目標区域付近、404小隊がエクスキューショナーと交戦中。





エクスキューショナー「ようやく来たな……噂の404が、やっと!」



エクスキューショナー「貴様らの息の根を止めてやる。怯えてろよ、粉々になるまで!」



エクスキューショナー「M4A1の時の屈辱を晴らせてもらうぞ!」



HK416「【ピーーー】またその名前!!」



HK416「G11!!アイツをぶっ殺せえ!」



G11「ひっく……こ……怖っ……」



G11「家に……家に帰り……帰りたい、いいいい家で……くつろいで……」



UMP9「G11がエクスキューショナーにびびってるじゃん!416、G11をつれてあっち行ってて!」



HK416「無理よ。距離が開けないわ」



Hk416「このままじゃ、G11の人格がまたも……」



UMP45「一応後退しよう。この前のハンターの時のように、まずアレの補給路を断ち切る!」



HK416「了解。G11、早く煙幕弾取り出せ!」



G11「ひっく……とり、だ、だだして……」



G11「ゴミを出す日なのですか、ご主人様……」



UMP9「416がG11の分まで投げて!一応わかれよう!」







………







エクスキューショナー「ふん、弱虫共め。お前らが何を考えてるか丸見えだぞ」



エクスキューショナー「思いっきり足掻いてみろ。お前らにもすぐわかるはずだ」



エクスキューショナー「ウロボロスのやつが、既にすべてを計画してたってことを……お前らの死期もな」











【Part 3】




……戦闘が終わった。




G11「エクスキューショナーの四肢破壊を完了。目標達成」



HK416「やるわね、G11」



G11「416が前方で守ってくれたから……ずいぶん安心できたかも」



HK416「思い切り感激しなさい。以前のあなたならこんな待遇、夢にも思えなかったでしょう」



UMP9「やだな、みんな家族だよ。細かいことは気にしなーい」



HK416「あなたが正規生産された人形だったら信頼できたけどね」



UMP9「あはは、そんなのどーでもいーじゃん。わたしたち今も仲良しでしょ?」



G11「ちっとも良くない。家に帰りたい……」



HK416「現実を受け入れて。帰る家なんてもう無いわよ……」



UMP45「そこ、雑談はあとにしてエクスキューショナーの検査手伝ってちょうだい」





UMP9「ふふっ、ジャマーが通信を妨害してくれたおかげで、ようやくゆっくり”審問”できそうね」



UMP9「(蹴り飛ばす)おい、遺言は?ジャマーの運搬が終わったらお前の上司に伝えてやるぐらいの慈悲はあるのよね」



エクスキューショナー「とても残念だが、貴様らは何も伝えられない……」



エクスキューショナー「このジャマーの周りには爆薬がいっぱい埋まってるいるから」



G11「……?!爆薬?」



エクスキューショナー「避けられない高性能爆薬。”ドカン”の一瞬で貴様ら404もジャマーもさよならだ」



UMP9「待って!鉄血のジャマーは、お前らの守るべき対象じゃなかった?!」



エクスキューショナー「だからウロボロスのやつ、自分勝手すぎるんだよ……」





エクスキューショナー「そもそもこれも全部計画のうちだ。ハンターが時間を稼いでる間、オレはウロボロスに命令されてジャマーの周りに爆薬を仕掛けておいた」



エクスキューショナー「貴様らがどうしようが、ここまで来た以上、結末はひとつしかねぇ……」



HK416「ウロボロスって……何であんた、あんな人形の滅茶苦茶な命令に従うわけ?」



エクスキューショナー「404小隊、お前の手の上にはグリフォン梯隊。別の選択肢があるのか?」



エクスキューショナー「自分の利益のために彼女らを死地に追い込むとき、彼女らの心は思っているのか?」



UMP45「…………」



UMP9「45お姉ちゃん……」



G11「家に帰れないの……?」



HK416「(苦笑)土下座して謝ってみてよ、45。私がこの瞬間をどれだけ待ってたと思う?」



エクスキューショナー「人形を待ってるのは天国でも地獄でもねえんだ」



エクスキューショナー「404小隊、貴様らはこのままオレと一緒に……」



エクスキューショナー「この世を去るのだ……」







……S06区、鉄血に占領された臨時指揮室。







ウロボロス「エージェント、恐れ入りますがご報告させていただきます」



ウロボロス「わたくしたちのジャマーが、先ほど爆発で破壊されました」



ウロボロス「爆薬はエクスキューショナーが独断で設置、起爆しました。彼女は404小隊と一緒に爆発に巻き込まれて死んだと思われます」



エージェント「あのジャマーは【傘】計画において大事なモノであったろう。あんな雑魚人形共の命と引き替えにするなんて……」



ウロボロス「大変申し訳ございません。ハンターとエクスキューショナーのAIが不安定なことを見逃して、誤作動の気配を気づけなかったわたくしの落ち度です」



ウロボロス「爆発地点に梯隊を行かせて、アレらの存否を確認しています」



エージェント「こんな結果なのに何を確認する必要がある。ウロボロス」



エージェント「直ちに撤退しろ。私はもっと詳細な報告が欲しい。わかったか?」



ウロボロス「はい……命令に従います。エージェント」






ウロボロス「S06区に配属されたすべての鉄血梯隊よ、このウロボロスの命令を聞け……」



ウロボロス「……404小隊の捜索範囲を広げろ。作戦効率を最大限に上げるのだ」



ウロボロス「生存しているグリフォン人形は発見次第、火力を集中して撃滅しろ!」



ウロボロス「……こんな雑魚共じゃ足りない。この目で見なきゃ」



ウロボロス「この目で404小隊の屍体を見届けない限り、この作戦は終わらせられないぞ!」





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Posted by 탐마